11/2「市長と語る会」に参加してきました


しずおか女性の会さん主催の「市長と語る会」に子育て部門から

よしよしが提言者として参加してきました。

昨年、子育てしやすい街NO1(日経デュアル発表)と言われた静岡市ですが、

実際子育てしてるけど本当に実感わいていますか?

保育園の待機児童問題などをあげて市長に提言させていただきました。

その時の様子が静岡新聞さんに載りました!

静岡新聞2016113市長と語る会PDF静岡新聞2016113市長と語る会2 のコピー

 

以下は市長に提言した全文です

2016.11.2 静岡市長への提言

NPO法人よしよし 代表末吉喜恵

 

静岡市で子育て支援をしているNPO法人よしよしの代表の末吉です。

 

1、現在静岡市では、少子化の深刻さは大きく、出生率は減少の一途をたどり、人口流出も深刻化しています。

昨年「子育てしやすい街全国NO1」となりましたが、子育て中の世代は「本当に日本一なのか?」と実感はわいていません。しかし、昨年提言しました第3子以降の優遇措置には保育園の利用料で兄弟年齢が18歳までに上がりうちの第5子も無料となりました。すぐにこのような素早い対応がNO1なのかと思い感謝しています。

この制度は幼稚園家庭にもお願いしたいです。

NO1の実感がわかないのは、毎日必死で働いているのにもかかわらず日々の生活が豊かにならない、出費の方が多く家計も赤字になっているからだと思います。

さらに、10月から社会保障制度が変わり、働く時間次第では保険料支払いのために減収となり、パート主婦らは頭を悩ませています。

こどもが小さいうちは子育てに力を注ぎたい、3歳までは自分の手元で育てたいという家庭も多くあります。

子育てが落ち着いてからいざ、働こうとするとやはりパートという選択肢になってしまう現実。

どのようにしたら暮らしが良くなるのでしょうか?

こどもの教育費など凄くお金がかかる時代になったので、不安ばかりが先に立ちます。子育て世代にとって働き方を見直す時期にきているのかもしれませんが、今のままでは出生率は上がらないと危惧しています。

*1育休中のママの不安な要因の第1位は保育園に入れるか?ということです。

4月1日から仕事復帰するのに2月中旬にしか決定しないというのは本当に困っています。

静岡市独自の取り組みとして12月にはわかるようにしていただけたら助かります。

*2働かざるを得ない子育て環境、保育園に入れないかもしれないという不安から、本当はもっと子育てを自分で必要と思っているにも関わらず育休を減らし、早くから預けて働いている家庭も多くあります。

*3また、都内で勤務しているTさんは育休がおわると仕事に戻るそうですが、徒歩5分の駅周辺に保育園がないことが困っていると言っていました。これから、女性も「都内の職場」で「住まいが静岡」という方が増えると思います。

新幹線通勤される方のためにも駅近くに保育園を作っていただけたらと思います。

子育て家庭の多様化を静岡市としてはどのようにお考えかお聞かせいただけたらと思っています。

 

2、子育て支援をしていて、行政と企業の隙間、そこをより充実させることができるのは私たちNPOの役目だと

思っています。しかしながら、この仕事は社会的にも認知されていない現実があります。

子育てサークル?ボランティア?というふうに捉えられている方も多いように私は感じます。それでも、私たちは子育てしている父親や母親の環境を少しでも良くしたくて真剣に活動を続けています。

行政、企業、そして私たちNPO法人が連携して、もっと静岡市が子育てしやすい街であることを全国にアピールしなくてはならないと思います。

私たちのような活動をしているNPOの、補助をして頂く仕組みを、作っていただけたらと思います。

よろしくお願いします。ありがとうございました。



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